icon-sns-youtube icon-sns-facebook icon-sns-twitter icon-sns-instagram icon-sns-line icon-sns-tiktok icon-sns-etc
SEARCH

デバイス、機器から制御、システムまで 広範な技術を融合し未来をつくる【三菱電機株式会社・先端技術総合研究所】

キラリ、企業ハッケン!

2025.03.31

SHARE WITH

  • facebook
  • X
  • LINE

 三菱電機の「先端技術総合研究所」は、広範な事業領域を持つ三菱電機グループを支える研究開発拠点として、デバイス、機器から制御、システムにわたる広範な領域でコア技術を生み出している。技術分野を横断して未来型製品「リニアトラックシステム」を開発するために集まった3人の若手技術者に、未来を作る「シゴト」を聞いた。

「未来」の開発に多彩な技術者が集結

世界最大のロボット展示会で注目を浴びたリニアトラックシステム

世界最大のロボット展示会で注目を浴びたリニアトラックシステム

リケイ みなさんが開発した「リニアトラックシステム」は、リニアモーターカーで荷物を運ぶような感じですか?

中村 ワークを載せるキャリアは浮いているのではなく、キャリアとレールが機械的に接触した状態で駆動力にリニアモーターを使います。キャリア側はネオジム磁石で、レール側は枕木のところにコイルが埋め込まれている感じです。
世界最大のロボット展示会で注目を浴びたリニアトラックシステム
中村 工場自動化(FA)やシーケンサー、サーボモーター事業の拠点である名古屋製作所のプロジェクトとしてスタートしており、先端技術総合研究所からも10〜20人ほど参加しました。

関口 私はメカに近い制御技術を担当しました。ベルトコンベアと違って、リニアトラックシステムは複数のキャリアにそれぞれ違う行き先を指定でき、速度もそれぞれ変えられます。AからBへとか、AからCへとか、AからBを経由してCへ、といった別々のキャリアが混在しますから、どうすればぶつからずに移動できるか、あらゆるパターンを想定して動かし方を考えました。
世界最大のロボット展示会で注目を浴びたリニアトラックシステム
髙橋 私も制御技術で、 モーター自体の推力制御のところを担当しています。

中村 それぞれの担当者が連携して動きます。例えばリニアトラックシステムでは、2ミリメートル間隔でキャリアを動かすのに、どれだけ電力を食わずにできるかが難しかった。私がモーターの構造面から、髙橋が電流制御の面から考えて週に2〜3回いろいろ議論し、候補を5つほど導いて最小の電力で目標の推進力 を出す形状を決めました。三菱電機はタスクフォースやワーキンググループを作り、組織を横断する形でスタッフを集めて動く開発手法を得意としています。

リケイ 固定した専属チームでなく、流動的に必要な人が集まるのですね。

中村 同じ建物の中にいるけれど部屋は別で、時々全体会議をする形でした。2018年ごろ開発が始まっていて、ちょうどコロナもありWeb会議も使いました。建物内でのリアルでの打ち合わせも、どの部署でも使えるイノベーションルームの円卓とか、図書室とか、集中して考えるエリアとか、開発のための環境は充実しています。

髙橋 私たちも途中からプロジェクトに加わっています。チームの構成は柔軟に変化するんです。
世界最大のロボット展示会で注目を浴びたリニアトラックシステム
〈 2 / 3 〉
34 件

RELATED