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新しい自動運転や電気自動車開発の 要素技術を集め未来を創造する【三菱電機株式会社・先進応用開発センター】

キラリ、企業ハッケン!

2025.03.31

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 三菱電機の先進応用開発センターは、自動車関連の技術開発を得意とする。幅広い技術領域をカバーする三菱電機の社内はもちろん社外からも要素技術を集め、より早く確実に解決策を提供する研究所だ。米国の物流拠点で巨大トラクターの自動運転に挑戦する若き技術者に「シゴト」を聞いた。

北米の大規模倉庫でトラクターの自動運転に挑戦

大規模倉庫で牽引するトレーラーの自動運転プロジェクト 出典 : https://www.hubpilot.ai
リケイ HubPilotは北米の倉庫が舞台のプロジェクトです。どの部分の開発を担当されているのですか?

佐古田 大規模な倉庫でトレーラーを牽引するトラクターを自動運転するプロジェクトです。私は、トラクターやトレーラーの周囲にある障害物を検知するセンサーのデータ処理やシミュレーションを担当しています。電波を用いて周囲の物体を検知するミリ波やレーザー光を用いて周囲の物体を検知するLiDARをセンサーとして、検知したデータをどのように処理すれば正確に効率的に障害物を検知できるかを考えます。
遠藤 私たちのグループは先進応用開発センターのなかで移動体の周辺環境認識技術を担当しています。10人ほどのグループで毎日ショートミーティングを開きます。私は自身で研究開発するほか、マネージャーとしてメンバー間の連携をコントロールするのも仕事です。HubPilotではトラクターの周辺認識システムを担当しています。トラクターが何かにぶつかりそうなことを認識して止まる、といった一種の移動ロボットですね。

佐古田 例えば、障害物だけを検知するために、センサーのデータから地面など不要な部分を除外します。雨水の対策で地面に傾斜があったり、LiDAR自身も傾いて設置されていたりするので難しい。誤検知で頻繁にブレーキをかけるようではいけませんから、アルゴリズムに問題がないかシミュレーションを繰り返し、汎用性のあるシステムにするためにいろいろな状況を想定して処理を考えていきます。

HubPilot™|プロモーション映像

遠藤 日本のトラックに比べアメリカのトラクターは巨大です。どこにセンサーを設置すれば死角を減らせるかの検討から始まりました。

リケイ 北米と結んだ全体の開発会議もあるのでしょうね。

佐古田 毎週1回ミーティングがあります。私は英語を本格的に勉強したことはないのですが、まだ中心となって議論する立場ではないので何とかなってます(笑。
遠藤 基本的にはオンラインの会議です。代表メンバーは昨年10月、お客様に向けて実際に動かすデモンストレーションの2週間前に渡米し、最後の問題点を洗い出しました。現地で課題を見つけて夕方までに日本に連絡すると、朝を迎えた日本がその日のうちに対策ソフトを作り、夜明けの北米チームにバックする。日米の時差を利用した24時間態勢でシステムを完成しました。
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