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最先端の情報通信技術で 想像を超える未来をかたちにする【三菱電機株式会社・情報技術総合研究所】

キラリ、企業ハッケン!

2024.09.02

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 三菱電機の情報技術総合研究所は、神奈川県鎌倉市にキャンパスのような拠点を構え、若手研究者とベテランが情報処理・情報通信技術の革新的な研究開発に取り組んでいる。ここで生まれた先端技術は、三菱電機の家電から産業機器、社会インフラまで幅広い製品群と融合し、人々のゆとりある生活や活力ある社会の実現に貢献する。世界的に注目を集めるAI技術の若き研究者に、情報技術総合研究所の「シゴト」を聞いた。
三菱電機 情報技術総合研究所(神奈川県鎌倉市)
 情報技術は人々の暮らしや社会に深く浸透し、新たな製品やサービスが日々生み出されている。そしてあらゆるものがネットワークを介してつながり、さらなる価値が生まれ、未来をよりよいものに変えてゆく。
 情報技術総合研究所は、情報技術のプロフェッショナル集団として、たゆまぬ技術革新と限りない創造力で最先端の情報処理、情報通信の革新的な研究開発を加速し、よりゆとりある生活、より活力ある社会の実現を目指している。ここで活動する研究者たちの願いは「今を未来へつなぐ原動力」であることだ。

 今回お話をうかがったのは、「AI研究開発センター」の有水大地さん(27歳)と先輩の吉村玄太さん(35歳)。AI研究開発センターの先駆けとなる組織は10年ほど前に設置、すでに研究が進んでいた画像認識や音声認識、信号処理などAIにつながる技術の研究者を集めてスタートした。有水さんはセンター内で「AIシステム基盤技術グループ」に所属する気鋭の新人、吉村さんは「データ分析技術グループ」のマネージャーを務める中堅研究者だ。

 有水さんと吉村さんは、お二人とも京都大学の出身。有水さんは理学部物理学専攻で原子核物理学の研究に携わった。修士課程では国が茨城県東海村で運営する世界最先端の実験施設「J-PARC(大強度陽子加速器施設)」の実験に参加している。吉村さんは工学部情報学科で数理工学を専攻し、自然界や産業界のさまざまな現象を数理モデルに普遍化する研究に携わった。
(左)有水 大地さん 
(右)吉村 玄太さん
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